アルバム・ライブ考察

『NEWS EXPO』について|だけど僕らは、この運命を選んだ。

この物語の主人公に告ぐ あらゆる可能性があった。 だけど僕らは、この運命を選んだ。 We are NEWS. もはや「残された3人ではなく選ばれた3人」でもない。これが全てだと思う。 youtu.be

生き様を物語に刻む存在

アイドルとは、物語(Fantasy)によってどこまでも世界を広げられる存在という意味と、人生そのものが物語(STORY)である存在という2つの意味を合わせ持つことができる唯一の存在(人間)であると思っている。それを特に明示したようなグループがNEWSだと思…

あの夏の約束を、僕らはまだ守れているみたいだ  カノン/エンドレス・サマー

ちょっと書き記しておきたかったから短いブログ記事です。タイトルだけ聞いたときはまさか思いもよらなかったけど、「エンドレス・サマー」の続編のようですよ。 NEWS 12th アルバム「音楽」より『カノン』

やがてあの日と同じ空に、名もなき夢の輝きが見えた。 ♫TOKYO SUMMER(NEWS) ーエンドレス・サマーと徒然解釈ー

大きな街。大きな憧れを抱いてやってくる街。自分を探す街。葛藤と後悔と憎しみが渦巻き、やがて、ありふれた大人になっている自分に気づく街。

アイドルが示す「アイドル」の定義 ー増田貴久ソロ曲「Thunder」考察ー 参考:加藤シゲアキ著書『ピンクとグレー』

「雷」が「神鳴り」だとしたら?神格化された人間の魂の叫びだとしたら。 増田貴久さんのソロ曲の中で、「Thunder」の演出は異色であったと思う。円盤ではモノクロの技法を採用し、本人しか映さない。彼しかいない世界の彼の孤独の叫び。そんな印象をうけた…

Narrative ー未完の物語が宿る心象世界からー 加藤シゲアキソロ曲考察

今回のテーマは、「完結していない物語 結末のない物語 物語ること」 StoryもNarrativeも直訳は「物語」だがニュアンスに違いがある。Storyは“History”が由来で、歴史などの俯瞰で見た他者の物語というケースが多い。対してNarrativeは一人称視点、自分の話…

氷と水の間、「僕」と「あなた」は線引きできない ~加藤シゲアキ「氷温」考察~

氷温作詞・作曲/総合演出 加藤シゲアキ Don't believe in me君を愛して 嘘重ねて

アイドル史上最も文学的な楽曲、「あやめ」を考察してみた ~加藤シゲアキ ソロ曲考察~

―― ウジェーヌ・ドラクロワ作『民衆を導く自由の女神』が明確なビジョンとして立つ「あやめ」。屈強で慈悲深く限りない愛情、そして決意の曲。求めゆくは差別のない自由の地。彼はツアータイトルNEVERLANDを、"理想郷"と訳した。 これが、わたしが「あやめ」…