生き様を物語に刻む存在

   アイドルとは、物語(Fantasy)によってどこまでも世界を広げられる存在という意味と、人生そのものが物語(STORY)である存在という2つの意味を合わせ持つことができる唯一の存在(人間)であると思っている。それを特に明示したようなグループがNEWSだと思っている──というか、NEWSというアイドルグループからそれを感じた。

 

アイドル 

 

    NEWSは、物語、世界観というものに突出しているグループである。

    本来関連性が無いはずの楽曲たちに、 演出として“物語”を付加することで、アルバムやライブをただの作品群ではなく、導入から終始一貫性のあるひとつの作品に仕上げることができ、かつ物語性をグループ自体の特長ともするのが、文学賞作家をも擁するNEWSの強みであり色である。

    彼ら自身がその主人公であることで、NEWSというグループの解釈や物語に世界の広がりを生み出す。

 これがNEWSの存在方法そのものを映すもののように思う。彼らの作品には解釈のヒントと想像の余地が蒔かれている。想像して色んな物語を思い描くことでNEWSというグループは無限に広がっていくのだ。

 これは、アイドルの神髄であり初期衝動ではないだろうかと思う。

 

 彼らは、『アイドル』とは生き方のことであり、それが本来的に物語を背負い作品になっていくことを熟知している、というかある意味開拓していると思われる。信念や矜恃、平坦ではない人生そのものが、NEWSという魅せる旅路である。

続きを読む

加藤シゲアキさんの名言

「名言」というのは囃すようであまり本意では無いけれど、素敵な言葉がたくさんあるので索引的に一度まとめておきたかったので、個人的なまとめです。

★★★

 

種に水をあげないことには、どんな花かも、咲くかさえも分からない。種は死んでいるかもしれない。それでも水をあげなければならない、あげないことには絶対咲かない。だから、水をあげ続けていかなきゃならないのが人生。愛するという技術の修練も同じことだ。(要約)

; SORASHIGAE BOOK 2022.3.6 

【文字おこし】水をあげないことには、どんな花かも、花が咲くか否かさえも分からない。それでも水をあげていかなきゃならないのが人生。-SORASHIGAE BOOK 2022年3月6日

続きを読む

㊗️U R not alone YouTube動画解禁

 

youtu.be

 

6年前、音楽というものに興味がなく、特段それまで何も響かなかった耳に、初めて唯一届いた声がありました。瞬間、その気概で初めて「心が動く」という“痛み”を感じました。それが「U R not alone」だったのです。ただただ、全身の中まで震えて、きっとこんなことは後にも先にもないとあの時点で確信していたかもしれません。紛れもなく本物でした。この瞬間、この歌詞に全身全霊をかけている。たぶんこの人たちは、人生全体の規模のものをかけて生きようとしている。この熱をみすみす忘れてたまるかと、ノートの端に「生まれた日から今日までの僕が見てる」という歌詞を書き付けた衝動が、今でも忘れられません。
それからはその歌詞を、人生の岐路における指針にしてきました。U R not aloneが、人性の価値観を変えてくれたと言って過言はありません。
より多くの人にこの衝撃を知って欲しい。1度でいいから聞いて欲しい。その悲願が叶った思いです。
どんなふうに生きても、同じ一生。ならば力の限り、自分を表現していく。その気概でこの曲を、歌詞を、真に歌えるのはNEWSをおいてほかに無いと思っています。NEWSの真髄は、何より「歌」なのです。

 

 

あきない世傳 金と銀 7・最終話 惣次感想~悲しき自負と孤独~

おいNHKよ…なんて残酷な配役をするのだ(とてもいい意味で)。
この、愛を求めた孤独な男を加藤シゲアキにやらせるとは残酷な。あまりに痛みが艶やかになってしまうではないか。

原作を読み進めていると、惣次役への加藤シゲアキさんの起用に、より得心がいく。

惣次のポイントは主に才覚・気迫・孤独だと思っていて、ずば抜けた迫力だからこそ孤独も痛く強調される。
これを全て表現するのに、加藤さんの雰囲気が成すその目と声の表現が、痛々しさを感じさせる程に見事に効いている。

 

※ドラマネタバレあり

※原作少々ネタバレあり

※全て個人の主観

続きを読む

あきない世傳 金と銀 5話惣次の感想 ~凪いだ海の如く静かに溢れる情熱を映して~

やばい!!!!第5話見てゼッタイ!!!!嘘だろ!!むり!!おめでとう私!!てか加藤シゲアキさんの目の芝居が抜群に良い!!!!!

(支離滅裂)

 

阿呆の兄の理不尽のために、常にキレ散らかしてる秀才社畜次男だと思っていた人が、優秀で情熱的で一途な王子様だったなんて、いったい誰が予想出来たというのだろう!!!!(←原作未読)

 

以前、「目で語れる役者」と 加藤シゲアキ さんを評価したツイートを目にしたことがある。その通り、目の表情による情報量が言葉を超える時がある。目が語る。
特に慈悲や切なさ、哀愁を帯びた時は凄まじい。
今回は、幸を連れ出す時の目がとりわけ見ものだった。心中が全部表せてた。

 

続きを読む

俺たちが、NEWSだ(加藤シゲアキ)

今もここでやりたいと思っている人が3人もいること、できる限り死ぬまでやりたいと言う人がいること、人生を投じていること。失うことなど容易かったであろうこの瞬間を、熱を、奇跡を尊敬している。複数の人間が同じ志を持ち、人生を共に歩むからこそ生まれる空間と熱量があると思っている。この聖域は失われたら二度と同じものは手に入らない。グループとは、人と人との繋がりとはすごいものである。

 

続きを読む

『NEWS EXPO』について|だけど僕らは、この運命を選んだ。

 

 20周年を迎えた3人のNEWSは、物語の中でも歌唱の中でも以前以上に「生きる」を色濃くしていく。NEWSという人生を謳歌し、没頭している印象がある。ゆえに、ここにきて「NEWS EXPO」には、これまでとは違うものがあった。本来関連性が無いはずの楽曲たちに、 演出として“物語”を付加してきたこれまでの四部作や『音楽』と違うのは、増田さんが20周年の軸として最も強く感じたという、

『そもそもあの日、僕たち3人が出会ったことが奇跡』

『この人生でよかった』

『この人生を選んだことがすべて』

という想いに、全く別々で制作されたはずの音楽のほうから自然に、一貫してこのメッセージを成しているということである。点を繋いで線とするというより点が集まって大きな球となるように、音楽のほうから彼らは最初から主人公だったのだと、彼らを押し上げている。

 

「残された3人ではなく、選ばれた3人」という表現があるが、そういうことでもない。敢えて言うのではなく、ライブの最後に示された上記の言葉が全てだと思う。NEWS EXPOは、物語性・人生・信条といったものが溢れるアルバムとして、そういうアルバムができたということも含めて、アイドルグループが作る作品としての……アイドルとしての人生の刻みかたとしての最適解が導かれたのだと、確かな感銘を受けた。

続きを読む

感動力の欠落した人間に唯一届いた最初で最後の「音楽」の話

※最近少し考えていたことについてドリフェスきっかけで書いた記事。個人的な話。

続きを読む