【文字おこし全文】加藤シゲアキ 第42回吉川英治文学新人賞受賞記者会見

 

  • 少しは恩返しできたかな
  • もう甘えられない
  • 責任をもってやり続けることが、この世界への恩返しになる
  • 小説を高尚なものにしたくなかった
  • 願うのは、興味を持って貰うこと
  • 小説を書いたことで救われた
  • 歌って踊る日があってお芝居する日があって、書く日があるだけ
  • “物語はつくることができる”というのを僕の前で体現していた最初の人

 

少しは恩返しできたかな
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アイドルが示す「アイドル」の定義 ー増田貴久ソロ曲「Thunder」考察ー 参考:加藤シゲアキ著書『ピンクとグレー』

「雷」が「神鳴り」だとしたら?神格化された人間の魂の叫びだとしたら。

 

 

増田貴久さんのソロ曲の中で、「Thunder」の演出は異色であったと思う。円盤ではモノクロの技法を採用し、本人しか映さない。彼しかいない世界の彼の孤独の叫び。そんな印象をうけた。この曲はアイドルが「アイドル」を示した作品なのではないか。

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Narrative ー未完の物語が宿る心象世界からー 加藤シゲアキソロ曲考察

 

今回のテーマは、「完結していない物語 結末のない物語 物語ること」

StoryもNarrativeも直訳は「物語」だがニュアンスに違いがある。Storyは“History”が由来で、歴史などの俯瞰で見た他者の物語というケースが多い。対してNarrativeは一人称視点、自分の話。小説がStoryだとすればNarrativeはエッセイ。ライブの「STORY」は定義的にはNarrativeだと思う。終わりがない。

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NEWS STORY

迎えるにあたって、これほどまでに感慨深いライブがあっただろうか、いつ立ち消えになっても不思議ではない、そんなライブだったと思います。

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加藤シゲアキ著書 入学試験・教育題材 起用情報

本格的に作家としての存在感を確立し始めた加藤シゲアキさん。少しずつ教育現場にも進出し始めています。自分用に目情などをもとにまとめていきたいと思います。分かり次第追加していく予定です。(私が超忙しくなければw。自分用ですので信憑性には欠ける部分が多いです。)

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【文字おこし】物語が身体に染み渡っていく。それが社会を作っていく(加藤シゲアキ)  2021.05.02 SORASHIGEBOOKより

” 色々な物語が人を癒したり救ったりするし、喜びってものがある訳ですよ物語には。

 

人を震わせるカがあるってのはスピーチでも言ったんですけど、

特に映画やドラマ舞台とは違って小説はどうなのかと言うと、やっぱり白と黒だけの記号ですよね、文字って言うのは。

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氷と水の間、「僕」と「あなた」は線引きできない ~加藤シゲアキ「氷温」考察~

 


氷温

作詞・作曲/総合演出 加藤シゲアキ

Don't believe in me
君を愛して 嘘重ねて

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