2023年1月10日放送のKちゃんNEWSで、小山慶一郎さんはこのように言った。
やったよみんな!僕が!キャンピングカーのアワードをとったことによって、タイアップを頂きましたー!嬉しいね。これね、あのー今までキャンピングカーアワードをとった方で、そういう、歌を歌ってる人というか、いるんだけどグループの人とかがいなくて、あちらサイドの人も「歌とかどうですかね」みたいな話から始まったらしく、いや俺、今までさ、ドラマとかあんまりやってきてなかったから、タイアップとかグループに持ってこれたことがないのよ。やっと!笑笑、嬉しいよ俺は
それは・・・それは違うよ小山さん。
あの夏、3人のNEWSに最初に仕事を持ってきたのは小山さんじゃないですか。
2020年の夏を支えてくれたのは、小山さんがタイアップでもってきた『Endless Summer』だったんですよ。
3人のNEWSに最初に来た仕事が”音楽”だったということ、しばらく期待できないかも知れないと、どこかでこっそり覚悟もしていた「音楽」だったということが、すごくすごく嬉しかった。
新型コロナウイルスの影響で中止となった夏の全国高校野球選手権大会に代わる、「夏季 東・西 東京都高等学校野球大会」タイアップ曲、2020年 TOKYO MX 高校野球テーマソング『Endless Summer』
あの夏を支え、はじめのパワーになったのはEndless Summerです。様々な場面に寄り添ってきたであろうエンドレス・サマーという楽曲が、3人の新たな1歩目としてまた帰ってきたんだ。
そしてあの夏は、誰もが未曾有の事態で、密な青春を奪われた学生たちの思いは計り知れず。それでもなんとか未来に繋がる夏になってほしいと願うとき、10年の時を超えてきた歌詞は、やはりその力を持っていると期待できるほど似合っていたように感じました。
まだ夢に夢見た季節が 心(ここ)にあるから
僕らは行くよ もう一度 輝く自分を探す旅やがて僕らがありふれた 大人になっても
扉はいつも きっと あの夏に繋がっている
明日を夢見たキセキは 今日もどこかで
「まだやれるよ」って 君の 背中押してくれるから
いまの自分が 思うような 自分じゃなくても
扉はきっと きっと
あの夏に繋がっているから
だから、「タイアップとかグループに持ってこれたことがない」はちがう。あのとき力のあるタイアップ曲を小山さんが持ってきたんです。
そして、そのときは予想だにしなかった事態が起きています。
こやまさん第11回キャンピングカーアワード受賞およびジャパンキャンピングカーショー2023公式タイアップソング『メモリーズ』決定おめでとう!!!!!
CMあるって!!
なんとこれにより、2023年1月現在、
2022/9/24 Tick-Tock(シャドーバースF OP 第4クール続投)
2022/12/9 A Real Man(有馬記念公式タイアップ)
2022/12/23 ハレルヤ(#加藤シゲアキ × 東洋紡 広告企画タイアップ)
2023/1/10 メモリーズ(ジャパンキャンピングカーショー2023公式タイアップ 小山慶一郎 第11回キャンピングカーアワード受賞記念)
と公開されている新曲が4曲溜まっており(全部タイアップ曲)、うち3曲は約1ヶ月で立て続けに発表されたCM曲であり(有馬記念のCMで”CM数年ぶり”と喜んでいたらどんどん来た)、うち2曲は現在同時に放映されているという事態。片方は「加藤シゲアキ」の名を前面に出した大企業の宣伝案件、片方はアジア最大級のキャンピングカー&アウトドア複合イベント。
え、コヤシゲタイアップ曲のCM、2つ同時放映の時代来た!?
そう、あの夏はほんとに、ちょっと覚悟しとかなきゃって思ってたのに。理想の遙か上をいくんですよ。勢いすご。
このNEWSのいわばスタートダッシュを担ったのは、ずっと寄り添ってきたであろう「エンドレス・サマー」。小山さんがタイアップでもってきた「Endless Summer」だったって、ずっと覚えておきたいです。